2012年8月5日甲子園浜沖においてKRC CUP 2012を開催しました。
今大会はスペシャルクラス22名、オープンクラス20名がエントリー。
スペシャルクラスは22名のエントリーがあるため昨年度と同様1ヒート11人、2グループにわかれたラウンドロビン方式を採用。
一方オープンクラスは20名のエントリーがありましたが、一斉スタートで競技を行いました。
大会当日は南岸を通過している台風10号の影響により、この時期の甲子園ではあまり吹かない北東の風が吹いている。
コースはスペシャルクラスはアウトの海面でエイトスラローム、オープンクラスは安全面を考慮して湾内でダウンウインドスラローム。
午前中の方がいい風の予報だったので、開会式終了後まずはスペシャルクラスのZ旗掲揚。アウトに向かうとややガスティーながらもブローで12〜13ノットの風が吹いている。そんな中スペシャルクラスヒート1からレーススタート。しかし、スタートシークエンス中に風速規定の9ノットを下回ったため、このヒートはキャンセルに。次のブローが入ったタイミングでヒート1の再スタートをするものの、レース中に規定の風速を下回ったために再度キャンセル。そこそこ風は吹いているがブローが続かないため、ヒート1からファンレースを決行。ヒート1の選手にとっては3回目のスタートとなるが、スタートのタイミングで12〜3ノットのブローが入り、いきおいあまって2名の選手がリコール。レースはそのまま続行され北口・富田・吉山選手の順でフィニッシュ。引き続きヒート2がスタート、このヒートは風が振って第1マークまでタックしなければならない展開となり田辺・生田・竹中選手の順でフィニッシュとなった。
午後からは湾内にダウンスラロームのコースを設定し、オープンクラスの第1レーススタート。風のほうは4〜10ノットでブローが入れば時折プレーニングするようなコンディション。第1レースはブローをうまく使った田中選手がトップフィニッシュ。2位にはレディースセイラーの高崎選手、3位には黒川選手が入った。引き続き第2レーススタート。このレースは最終レグでボードを走らせた金久選手がトップフィニッシュ、その後に田中・高崎選手と続いた。総合は1-2位と安定した走りをした田中選手が優勝。2位には高崎選手、3位には2レースとも5位でまとめた高木選手が入った。
その後風のほうは落ちる一方で安定することなく大会終了となりました。たくさんのご参加ありがとうございました。
|