SPOOKY CUP 2010 |
レポート J☆17 |
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2010年9月12日毎年恒例のSPOOKY CUP 2010が開催されました。
この大会は今年の甲子園シリーズ全3戦の最終戦にあたり、先に行われたアップウインド関西選手権、KRC
CUP2010ともに風に恵まれ、本大会も予報では後半にかけて吹き上がる予報での開催となりました。エントリーはスペシャルクラス20名、オープンクラス18名合計38名が集結。オープンクラスにはスラロームのエントリーも結構ありました。
開会式は先生方頭領の北口先生からのご挨拶で始まり、選手の皆さんがリラックスできたと思います。。
本大会はショートコースのアップウインド。サイドマークも設定するトライアングルコース、スペシャルクラスはコース2週でオープンクラスはコース1周。オープンクラスはスラロームボードでも十分勝ち目のあるコースレイアウトとなりました。
開会式 先生方頭領北口先生とレースクイーン??
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開会式終了後には十分レースができるくらいの風は吹いていましたが、予報からするとまだまだ上がる状況のためしばらく間をおいて運営船出発。コース設定が終わる頃には10〜13ノットの風が安定して吹いていたためスペシャルクラスのZ旗掲揚。午後1時10分スペシャルクラスの第1レースがスタートされました。このレースは唯一スラロームボードエントリーしているJ-41井上選手が1人ポートでロケットスタート。しかし、若干風が落ちたため大きいセイルで出艇している選手が上位を走る展開となり、結局宮川選手がトップフィニッシュとなった。アップウインドレースでは上りのレグが重要である事は間違いないが、今回のコースはサイドマークがあり、サイドマークですぐにジャイブすると下マークまでにさらにジャイブする必要があるコースレイアウト。そのため、どこでジャイブするのかがキーポイントなる。さらにショートコースのため、上位争いは僅差になりミスが許されないレース展開となりました。
引き続きバックツーバックツーでスペシャルクラス第2レースのシークエンスに入りましたが、規定の風速を下回ったため、一時帰着となりました。
1人ポートスタートを決めるJ41井上選手 下マーク回航後も上位陣は大接戦 優勝候補筆頭吉山選手 |
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その後風向も南西に振り10ノット前後の風が入りだしたのでオープンクラス第1レーススタート。このレースは若干風が弱かったため、上りのレグはFWボードが上位を走る展開となりましたが、サイドマーク回航後にいいブローをつかんだGAASTRA VAPOR9.3+STARBOARD ISONIC131を操る山田選手がトップフィニッシュ。その後下村・山崎選手と続いた。
引き続きオープンクラス第2レーススタート。風速は若干上がり11〜12ノット。このレースもスタートで飛び出した山田選手が終始レースを引っぱり、連続トップフィニッシュ。2位には有井選手・3位には山崎選手が入った。この結果山田選手が優勝となり、下村選手と有井選手が同点2位となった。
オープンクラス第1レーススタート フィニッシュライン手前の攻防 オープンクラス第2レーススタート
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午後3時15分スペシャルクラス第2レーススタート。1回目のスタートはゼネラルリコールとなり、2回目はオールフェアでレーススタート。風は南西の風が12〜14ノットで安定している。このレースは1上から吉山選手が終始レースを引っぱる展開となりましたが、最終レグで勝負をかけた宮川選手が僅差でトップフィニッシュし総合優勝。2位に吉山選手、3位永冨(竜)選手となった。
今回のコースは上マークまでの距離が600m、上〜サイド450m、サイド〜下450m。スペシャルクラスのトップ艇は6分ほどでコースを1周するため、かなりスピード感のあるテクニカルなレース展開となりました。 |
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Open Class |
Special Class |
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