SPOOKY CUP 2015 |
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レポート JPN-17
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2015年9月13日、甲子園レースシリーズ最終戦となるSPOOKY CUP 2015が開催されました。 |
今年はKRC CUPとKOSHIEN CUPともに規定の風速が吹かず、ファンレース。この日も予報はあやしい状態でした。 |
そんな中、毎年恒例の和やかな開会式からスタート。開会式終了後アウトを見に行くと、すでにプレーニングするくらい吹いている。 |
まずはスペシャルクラスからレーススタート。コースは距離600mのトライアングルコース2周。 |
ほとんどの選手が最大セイルで出艇している中、南よりの風が7〜8m吹いている。 |
オーバーセイルになりながらも、オープニングレースは吉山選手がトップフィニッシュ、2位永冨選手、3位岡本選手と続いた。 |
引き続きバックツーバックーでスペシャルクラス第2レーススタート。風速は8〜9m、第1レースよりさらに吹いている。 |
このレースも吉山選手が連続トップフィニッシュで一歩リード。2位竹中選手、3位宮川選手と続いた。 |
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風の方は落ちることなく、8〜9mのコンディションでオープンクラス第1レーススタート。 |
オープンクラスの選手にとってはサバイバルなコンディション。レース海面を帆走している選手は5〜6人。 |
そんなハードコンディションを制したのは富田塾の春名選手。2位山崎選手、3位市麻選手と続いた。 |
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13:40、スペシャルクラスのZ旗掲揚。勝負のポイントはどのセイルサイズで出艇するのか。 |
午前中の風だと9.5前後のセイルでジャストコンディション。しかし、風が落ちる可能性も十分考えられる。 |
Z旗掲揚時点では7〜8m吹いていた風も、レースをする頃には落ち気味で5〜7mのコンディション。 |
この第3レースは10.7を使用した井津上選手がトップフィニッシュ。2位には9.3の吉山選手、3位は9.6の宮川選手が入った。 |
4レース成立すると1カットが入るため、この時点で最終レースを待たずして吉山選手の優勝が確定。 |
2位以下は5〜6名の選手に可能性があるため、、第4レースが勝負のポイントとなる。 |
すでに優勝を決めている吉山選手は早々と帰着。誰もがトップを狙う中、第4レーススタートするがゼネラルリコール。 |
風は落ち気味でミニマムの風速は割らないものの、スモールセイルで出艇している選手には苦しい展開。 |
そんな中オールフェアで第4レーススタート。このレースは最大セイルで勝負をかけた岡本選手がトップフィニッシュ。 |
2位には永冨選手が手堅く入り総合2位、3位には順位をまとめた宮川選手が入り総合3位となった。 |
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15:35、オープンクラス第2レーススタート。風はさらに落ちミニマムぎりぎりのコンディション。 |
さらに、ほとんどの選手がスモールサイズのセイルを使っているため、走ったりとまったりのレース展開。 |
このレースはいいブローをつかんだ神前選手が第1レースの雪辱を晴らし、トップフィニッシュ。 |
第1レーストップだった春名選手が2位に入り、3位には上本選手が入った。 |
この結果春名選手が初優勝、2位には順位をまとめた上本選手が入り、3位は手堅い走りをした市麻選手となった。 |
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本大会は予報に反していい風が吹き、オーバーからアンダーコンディションまで総合力が問われるレース展開でした。 |
たくさんの参加ありがとうございました。 |
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スペシャルクラス第1レーススタート |
スペシャルクラス第2レーススタート |
スペシャルクラス第3レーススタート |
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スペシャルクラス第4レーススタート |
オープンクラス第2レーススタート |
オープンクラス優勝春名選手 |
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スペシャルクラス優勝吉山選手 |
スペシャルクラス入賞者 |
オープンクラス入賞者 |
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協賛メーカー(順不同) |
スターボードジャパン(株) |
(株)マニューバーライン |
シュリロトレーディングカンパニーリミテッド |
A bay's |
(株)アイエス・トレーディング |
(有)アドヴァンステクノロジー |